公益財団法人中山隼雄科学技術文化財団 公益財団法人中山隼雄科学技術文化財団

研究助成事業

審査と採択

助成研究の審査は、専ら選考委員会が行います。

1.事前審査

毎年総計で100件程度の助成申込がありますのでこれを分類し、先ず委員が2人1組で担当を決めて事前審査します。

2.本審査

例年12月下旬に全選考委員が出席する選考委員会で、事前審査を踏まえ全部の応募者について時間を費やして本審査し、採択者を決定します。

3.正式決定

採択者には速やかに通知しますが、正式な決定は例年1月下旬に開催される定例理事会承認を待たなければなりません。但し、委員会決定が理事会で覆ったことはありません。
助成研究の審査は、専ら選考委員会が行います。

2023年度助成研究(A)【新規】

(A-1)募集課題: 「人間性・社会性を高めるゲーム」

研究課題 氏名/所属・肩書
メタバースを活用した防災共助力強化ゲームの開発と有効性の評価 荒川 俊也
日本工業大学 先進工学部
データサイエンス学科
より多くの人が楽しめる、AR技術を用いた百人一首かるたの支援 栗原 一貴
津田塾大学学芸学部
Social and Emotional Learningに向けた情動誘導ゲームの開発 福嶋 政期
九州大学 大学院システム情報科学研究院
視線入力ゲームを通した重度身体機能障害のある子どもと周囲の人たちのコミュニケーション支援と実証 鈴木 悠平
立命館大学大学院先端総合学術研究科
健康寿命を延伸するためにスマホ1つで誰もが参加できる健康増進ゲーム 中茂 睦裕
湘南工科大学 情報学部
オンライン経済ゲーム実験を用いた社会の協力を促すAIエージェントの探究 一ノ瀬 元喜
静岡大学工学部
認知症の遅延・予防効果に関する定量的評価の試み-ゲーム利用を通じて- 鈴木 浩
神奈川工科大学 情報学部
カラーパススルーHMDを用いた人間性・社会性育成ゲーム 塚本 昌彦
神戸大学大学院工学研究科
対戦格闘ゲームが他者との絆形成や信頼感に与える影響 高岸 治人
玉川大学脳科学研究所

(A-2)

研究課題 氏名/所属・肩書
フライトシミュレータにおける空間識失調の生成と拡張没入感 植山 祐樹
防衛大学校 システム工学群
シリアスゲームによるNICUからの退院支援体験 三代澤 幸秀
信州大学医学部
ゲームにおける視界の現実感がプレイヤーに与える影響の定量的解析 横田 和哉
長岡技術科学大学 技学研究院 機械系
ゾーン状態を実現する脳神経メカニズムの解明 杉野 広尭
慶應義塾大学 政策・メディア研究科
地域づくりに関するゲーミフィケーションの今日的課題:近年の動態把握と構造分析を通して 野田 満
近畿大学総合社会学部
ミュージアムにおけるビデオゲーム機展示の課題解決に向けた実践的研究 寺農 織苑
北海道大学大学院文学院
野球eスポーツ熟達者の知覚認知スキル 加藤 貴昭
慶應義塾大学環境情報学部
障害者のニーズを踏まえたアクセシブルなゲーム開発に関するガイドライン策定のための現状調査 新谷 洋介
金沢星稜大学 人間科学部
XRFUN-RIDE:自動走行環境でのXRゲームプレイ時の搭乗者の臨場感と楽しさ向上に関する印象評価 澤邊 太志
奈良先端科学技術大学院大学
情報科学専攻

2023年度助成研究(B)

研究課題 氏名/所属・肩書
コスプレを拡張するウェアラブルデバイスの開発 中安 翌
東京都立大学システムデザイン学部
特別支援学校(知的障害)におけるASD児への共同注意発達向上アプローチ:「遊びの指導」に着目して 青木 雄一
東京学芸大学附属特別支援学校
ゲームアクセシビリティの社会的価値に関する研究 シン・ジュヒョン
立命館大学衣笠総合研究機構

2023年度助成研究(A)【継続】

(A-1)募集課題(2022年度): 「誰一人取り残さないためのゲーム2」

研究課題/研究区分 氏名/所属・肩書
単身中高年者の社会的孤立・困窮予防に向けたゲームの開発 村山 陽
東京都健康長寿医療センター研究所
社会参加と地域保健研究チーム
トランプゲーム「大富豪」に勝つための方略を利用した「プログラミング教育」プログラムの開発 村川 弘城
日本福祉大学 全学教育センター

(A-2)

研究課題/研究区分 氏名/所属・肩書
対戦型ゲームと協力型ゲームの嗜好性に関する神経メカニズムの解明 藤原 寿理
福島県立医科大学 医学部
システム神経科学講座
非ゲーム世代を対象としたゲームチュートリアル講座の開発 二口 聡
金沢星稜大学 教育教養部
パーキンソン病の遺伝的リスクとゲームをはじめとした嗜癖習慣や創造性等に関する職業選択の関連の解明 竹内 光
東北大学 加齢医学研究所

PAGE TOP