公益財団法人中山隼雄科学技術文化財団 公益財団法人中山隼雄科学技術文化財団

普及啓発活動

第29回研究成果発表会

「第29回研究成果発表会」を、2022年11月8日(火)に開催しました。
本年も昨年に続きオンライン会議システムを用いての発表会となりました。

開会のご挨拶

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開会にあたって、当財団理事長・中山晴喜がご挨拶申し上げました。
今年度は財団設立30周年となり、それを記念し様々な事業に取りくんでいることを紹介いたしました。
さらに、関係者の皆様のご尽力に感謝するとともに本日の優れた研究成果の発表を楽しみにしていると語り、挨拶を締めました。

発表

「調査研究」「助成研究」の成果を17名の研究者に発表していただきました。

PDF 調査研究(2年間):2020年度指定課題①プログラミング的思考力育成ゲーム
遊びながら自律的にプログラミング的思考を育成可能なゲームの提案および学習効果の評価
齋藤 大輔
PDF 助成研究A-1(2年間)2019年度重点研究「サスティナビリティにつながるゲーム」
シリアスゲーム「アバタートレーニング」による児童虐待面接訓練
萩野谷 俊平
PDF 助成研究A-1(2年間)2019年度重点研究「サスティナビリティにつながるゲーム」
ゲームの要素を導入した排出権取引市場のモデル化
仲田 知弘
PDF 助成研究A-1(2年間)2019年度重点研究「サスティナビリティにつながるゲーム」
都市の持続性に寄与する空き空間活用ゲームの開発と評価
福本 塁
PDF 助成研究A-1(2年間)2019年度重点研究「サスティナビリティにつながるゲーム」
中型から大型の動植物を対象とした動的プロジェクションマッピングの動的生成
森本 有紀
PDF 助成研究A-1(1年間)2020年度重点研究「楽しいニューノーマル世界へようこそ」
家族間コミュニケーションを促すレクリエーション援助ロボットの開発 
御手洗 彰
PDF 助成研究A-1(1年間)2019年度重点研究「サスティナビリティにつながるゲーム」
音楽ゲームフィケーションとARを用いて長期継続利用を促進する手指運動訓練システム
藤本 雄一郎
PDF 助成研究A-1(1年間)2019年度重点研究「サスティナビリティにつながるゲーム」
デザインワークショップによるゲームのSDGs応用類型化と検討
竹本 拓治
PDF 助成研究A-1(1年間)2020年度重点研究「楽しいニューノーマル世界へようこそ」
eスポーツは活力と絆を育むか?:ニューノーマルスポーツ開発
松井 崇
PDF 助成研究A-1(2年間)2019年度重点研究「サスティナビリティにつながるゲーム」
ゲーム文化の多様性と共存の実現に向けた内容分析
渋谷 明子
PDF 助成研究A-2(1年間)基礎的・基盤的研究
ビデオゲーム関連資料の保存意義に関する研究:小学館の学年別学習雑誌を事例として
毛利 仁美
PDF 助成研究A-2(1年間)基礎的・基盤的研究
親子で遊べるソーシャル・デザイン教材:持続可能な社会の実現に向けた学習
飯沼 瑞穂
PDF 助成研究(B)
ゲームセンターの高齢者の実態分析とそれを基にした高齢者が楽しめるゲームの提案
水野 智美(発表:西村 実穂)
PDF 助成研究(B)
線状の物体で語句を表示するサイネージの実現
勝本 雄一朗
PDF 助成研究(B)
英語学習における「心理的安全」を担保するゲーム手法のモジュール化とその効果について
西道 実(発表:吉田 純子)
PDF 助成研究(B)
ウシやヤギにおける「闘いのルール」の解明と、一般人への啓発2
青山 真人
PDF 助成研究(B)
自分でつくる・できる身体あそび
鈴木 馨

講評(総括)

最後に、当財団企画委員会・委員長の有澤誠慶応義塾大学名誉教授と選考委員会・委員長の渡邉一衛成蹊大学名誉教授が講評を行いました。
初めに有澤委員長から「今回の発表は通過点で今後の発展を見込めるものが多数あったので、今後とも研究を続けて発展させてもらいたい。」との期待が寄せられました。
続いて渡邉委員長より、コロナ禍で研究が難しい中、研究成果を発表をしてくださった17名の方に感謝の意が伝えられました。
また、今回の発表でも見られたような幅広い研究に助成していきたいという思いや、多くの人に助成をすることで今後の発展に寄与できることを祈念している旨が述べられました。

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